

以前は、むし歯や歯周病などで、歯を失ってしまった場合には、ブリッジやとりはずしの入れ歯を作るしかありませんでした。
インプラントは、失われた歯根に変わり、人工歯根を埋め込むことにより、本物の歯のように機能回復をすることが出来ます。
インプラント治療は一度歯を失った部分に第二の永久歯を与えることが出来る夢の治療なのです。
オッセオインテグレーション(骨統合)

インプラント(純チタン製)が生きた骨組織と直接密着した結合状態(光学顕微鏡レベル)になり、インプラントに加わる力を骨組織に直接伝達します。
→生体組織がチタンを骨のミネラル質と間違えている。

インプラントは何で出来ているか

ITIインプラントはグレード4の純チタンを 使用しています。
- 高い生体親和性を有しており、アレルギー反応も報告されていない。
→組織中では不活性、イオン溶出が極めて少ない。
- 耐食性に優れて軽いので、工業界から医療材料まで幅広く応用されています。
工業界 → 航空・宇宙、火力・原子力発電、海洋開発、建築、時計
医療材料 → 心臓ペースメーカーの外装部品、人工関節、ピアス
チタンは酸化性酸、中性溶液、アルカリ溶液、各種塩化物溶液、有機酸、湿潤なガスなど、 多くの腐食媒体に対し優れた耐食性があります。 これは酸化皮膜の安定性によるものです。
インプラントって大丈夫?

インプラント治療の成功率は96%以上です。
インプラントの有効性は35年間の学術研究 や臨床研究で証明されています。
インプラント治療の流れ
顎骨を露出し、そこにインプラントを埋入し、傷を縫合します。やがてインプラントは周囲の骨と結合し、安定します。インプラントと骨が結合するまでの間、定期的に検診を行い、インプラントの状態をチェックします。約3〜6ヶ月間でインプラントは周囲の骨と完全に結合されます。その後にヘッド部を装着します。
| 患者さんの歯の悩みや症状などをヒアリングします。 | |
| 実際に口の中を見せていただき、歯並びや顎の間接の状態を診察します。 | |
| レントゲン撮影及び歯形獲得、血液検査等でインプラントに対しての適合性を診断します。 | |
| インプラントを顎の骨に植えるために、歯肉を開きインプラントと同じ大きさの穴を骨に作ります。骨の穴にインプラントをねじ込み、固定します。固定が完了したら歯肉を閉じます。治癒を待ち、3〜6ヶ月ぐらい(個人差があります)で骨とチタンがしっかりと結合します。インプラントが骨と結合したら、人工歯を取りつけるための部品を連結し、歯茎の形を整えます。口の中の型をとり、仮の歯を作成します。噛み合わせを調整し、歯肉の治癒を待ちます。人工歯をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。 |
|
| インプラントの治療が終われば、それで安心というわけにはいきません。歯磨きを十分に行わずにインプラントの周りに歯垢がついた状態で放っておくと天然歯と同様、歯槽膿漏のような状態になり、インプラントの周りの骨がやせてしまってグラグラ動いてしまいます。インプラントを長持ちさせるためには、毎日の歯磨きが重要です。また、必ず定期健診を受けるようにして下さい。 |
従来の治療法との違い
- ■ブリッジや入れ歯について
- これらの従来の治療法は、両隣の歯を削って人工の歯を被せます。
≪メリット≫
- 治療期間が短い。
- 比較的治療費用が抑えられる。
≪デメリット≫- 噛む際に、削られた自分の歯に負担がかかり傷みやすいです。
- 歯根のない歯茎は、噛むことによる刺激がないため、次第にやせてしまいます。
- ■インプラントの場合
- インプラントの場合は該当箇所に直接インプラントを埋め込み、その上に人工の歯冠を固定します。
≪メリット≫
- 自分の健康な歯を削らなくてすみます。
- 歯茎に噛む力がかかるので、歯茎を健康に保てます。
≪デメリット≫- 保険対象外につき、費用が他の治療法よりも高額になります。
- 手術が必要になります。
- インプラント治療終了後も、定期検診が必要です。
| インプラント | 長所 | 1) 他の歯を削らずにすむ 2) .歯茎を健康に保てる 3) 入れ歯の金具などが見えないため審美的 |
|---|---|---|
| 短所 | 1) 保険適用外(自由診療)のため治療費用が高額になる 2) 手術が必要なため、治療期間が長い 3) 身体的条件があり、誰にでも可能というわけではない |
| 義歯 | 長所 | 1) 他の歯を削らずに済む 2) .治療期間が短い 3) 比較的費用は安い |
|---|---|---|
| 短所 | 1) 違和感が大きく、発音や食物の味、感触がそこなわれる 2) 粘性のあるものや硬いものは良く噛めない 3) 審美性が悪いことがある 4) 残存歯がムシ歯や歯周病になるリスクが高い 5) 修理、作り直しが多い 6) 心理的抵抗感が強い |
| ブリッジ | 長所 | 1) 硬い物も良く噛める
2) 違和感が少なく食物の味や感触がそこなわれない 3) 治療期間が短い |
|---|---|---|
| 短所 | 1) 周りの健康な歯を削らなくてはならない 2) 長い間にたわんで両脇の歯の寿命を縮めてしまう 3) ダミーと歯茎の間が不潔になってしまう→口臭の原因になることもある 4) ダミーの下の骨がやせてしまう→隙間が出来てしまう。 |
インプラントの短所
「誰にでも治療出来る」という観点において、インプラントも多くの人に対して治療が可能でありますが、入れ歯や義歯と比べると身体的な条件がでてきます。
インプラントは事前の検査で、顎の骨の量が少ない人には向かないとされます。特に、重度の糖尿病患者の人にも治療を見合わせる場合があります。これは(麻酔を使って)歯茎を切ったりするため、身体的負担が入れ歯よりも高いからです。
また、インプラントは顎の骨に直接埋める特性上、アフターメンテナンスを年1回の頻度で行う必要があります。担当医に問題が起きていないかという健診を受ける手間がかかります。(しかしこの手間も毎日着脱して洗浄する負担と比べれば軽いものと考えます。)
インプラントについては認知度は非常に高くなっていますが、患者さんにとって疑問に感じることがあるかと思います。 それについてQ&A方式であらかじめ想定されるものについてお答えします。
- インプラント治療に伴う痛みは?期間は?
- 簡単な麻酔を行いますので、ほとんど痛みはありません。処置時間は、30〜120分。治療期間は4〜12ヶ月かかります。いずれもインプラントの種類や治療内容によって異なります。
- インプラント治療の費用はどの程度かかりますか?
- 残念ですが、今のところ自由診療扱い(自費)となっています。なお、インプラントの本数・種類などによって費用は異なりますので事前にご相談下さい。
- インプラントは何年くらい持ちますか?
- チタンは生体に安全で安定した金属なので、インプラント自体がだめになってしまうことはありません。
しかし、歯周病などにより歯肉にダメージを受けていると、インプラントを支えきれなくなり抜けてしまうことがあります。これは、インプラントのせいで抜けてしまうのではなく、天然の歯も同じように抜けてしまいます。 - 異物感はありますか?
- インプラントは非常にシンプルな構造をしているので、お口の中に入れても違和感はありません。また、非常に軽い金属なので、何本か入れても重みを感じることもありません。
ITIとは…

International Team for Implantology(口腔インプラント学のための国際チーム)の略です。
ITIは生体工学、物理学、化学、外科、歯科等様々な専門メンバーによって構成された口腔内インプラント学の国際的研究チームです。
ITIは骨整形外科分野で40年余りの実績を持つスイスのストローマン研究所と共同開発を行い、完璧な科学的理論に基づいた厳密な実験、テスト、臨床研修を通じてITIインプラントを開発しております。

当院では、インプラントの中でも特におすすめのITIシステムを20年以上行っています。
このシステムは、常に進化しており、現在も変わらず進化し続けております。










